いいから岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」を読め
私は最近学生の本分である勉強をせずに読書にはまっている。
本を読んでいると自然と心が落ち着く気がする。
たまに読みながら寝てしまうこともあるのだが。(笑)
私が読む本のジャンルはビジネス本や自己啓発本など今後生きていくうえでためになりそうであったり、思考を変えてくれるものが多い。
逆に小説はあまり読まない。上記の本以上に読んでいると眠くなる。加えて今まで小中高と全然読書をしてこなかった人間なので、小説系の本はどうしても途中で飽きてしまったり、全然進まず終わりが見えないことから途中で挫折してしまうのだ。
だが読書に慣れてきたら時期に昔に文豪と呼ばれた人たちの作品にも手を出したいと思っている。
現時点でぱっと思いつくのは太宰治の「人間失格」、夏目漱石の「それから」、梶井基次郎の「檸檬」といったところである。
(檸檬は数年前に手に入れたのだが、数十ページ読んだだけで難しすぎて挫折して以来手にとっていない。笑)
さて、本題に入ろうと思う。
いきなりだが、
周りに意見を合わせたり、日々をなんとなく、しょうもない毎日を生きているのではないだろうか?
そんな人にぜひおすすめしたい
岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」を。
自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)
- 作者: 岡本太郎
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: 文庫
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そしていいからとにかく第1章を読め。
彼の考え方はとにかく凄い。言葉で表しきれない。この本を読んだとき全身に衝撃が走った。
一言で彼のことを表すなら、世間一般の日本人とは180度違った思考の持ち主である。
彼の辞書に安定志向といった言葉など存在しない。
むしろ危険志向なのである。
とにかく尖った人である。
彼の思考が彼の生身の生きた言葉で連ねられている。
私は彼のような生き方とは正反対とまではいかないかもしれないが、少なくとも彼みたいに尖った生き方をしてきてはいない。そえこそどこにでもいるような周りの友達とはしゃいでいる普通の大学生だ。
しかしながら、私は心のどこかで何か人とは違うことをしたいなという漠然とした野望は持っていた。
そしてこの本を読んだとき確信したのである。漠然としたものじゃ弱い。今この瞬間を懸けれるものじゃなきゃだめだと。
挑戦という言葉ですら生半可だということを思い知らされた。
命を懸けてやらねば、意味ないと。逆に言えば、命を懸けてもいいと思えるくらいのことを見つけろということである。
彼の本を読んで、言葉を変に飾らずストレートにバシッと決めていくスタイルに非常に興奮した。
今後、彼の別の著書も読んでみたいと思った。
ゆくゆくは彼の本職である絵のほうについても知りたい。
ちなみにこの本の第3章には恋愛について書かれている。
日本人と外国人の対比が痛快な章となっている。良ければそちらもぜひ。